マンダリンオレンジの株ブログ

マンダリンオレンジの株取引の記録とお金に関することを綴るブログです。

配当落ち調整金について

 

 

 

配当落ち調整金というものをご存知ですか?

株取引歴が長いトレーダーであれば、ご存知の方も多いと思います。

しかし初心者だとあまり耳にしたことがないのでは…?

と自分の経験からそう思うのです。

 

 

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配当落ち調整金って何ですか??

信用取引で権利付き最終日をまたいで建玉がある場合、配当金支払い時期に配当金相当額の授受が行われます。

 

証券会社は売建している者から徴収し、買建している者へ支払います。

この金額を、配当落ち調整金といいます。

 

これは、あくまでも配当落ちによる株価下落の調整部分であり、本来の配当金ではないので税法上、配当所得には区分されず、譲渡所得に計算に含まれます。

 

なお、配当落ち調整金は配当金の所得税分が源泉徴収された後の金額が対象となります。

 

 

配当落ち調整金の支払い時期

証券会社によって異なりますが、概ね決算日の3ヶ月前後に配当金が支払われその7営業日前後に口座に反映します。

 

 

配当落ち調整金の授受

《買建の場合》

配当金額15.315%の源泉徴収税額相当分を控除した後の金額(配当金×84.685%)が入金されます。

 

《売建の場合》

 

特定口座での扱いとなります

特定口座での建玉における配当落ち調整金の授受は、特定口座内での譲渡所得の計算に含まれます。

 

すでに返済が終了した建玉にも発生します。

特に売建玉の場合は支払い義務が発生するとのことで注意が必要です。

 

 

私はお支払いしました(泣)

株取引歴1年目の当時、配当落ち調整金のことなど全く知らず売建玉を持ったまま権利付き最終日をまたいでしまったので、3ヶ月後に調整金を泣く泣くお支払いしました。

 

その逆に、買建玉を持って権利付き最終日をまたいだこともあるので、臨時収入もいただきました。

 

もちろん、現物保有ではないので株主優待は受け取れません。

あくまで調整金だけの話です。

 

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では、つなぎ売り(クロス取引)をしている時はどうなるの??

優待取得で権利付き最終日をまたいだクロス取引の場合の配当金は、下記のとおりとなります。

 

《現物保有分》

源泉税20.315%が差し引かれた状態で受け取れます。

(現物株なので、事実上の配当金となります。)

 

《信用売建分》

  • 一般信用 配当落ち調整金として100%支払います。
  • 制度信用 配当落ち調整金として84.685%支払います。

 

信用取引を用いたクロス取引では、現物保有分の配当金より配当落ち調整金の支払額の方が上回ってしまうので、

 

優待品のおおよその金額>>>クロス取引にかかる諸経費(売買手数料+貸し株料など)+配当落ち調整金(差額支払い分)

 

となるように、事前に軽く見積もっておくと良いと思います。

優待品の価値以上の諸経費を支払ってしまったら、クロス取引する意味がないですもんね(笑)

 

 

現物株を保有して配当金や株主優待の取得も良いですが、時に信用取引でトレードにもうまく活用できたら良いですね!

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

 

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