今日も株取引ができないので、久々に年金制度について書きたいと思います!
タイトルの「国民年金と厚生年金保険」ですが、
なぜ国民年金の方には「保険」というワードが付かないのかご存知でしょうか??
それは、国民年金については無拠出でも年金の給付がされる場合があるからです。
無拠出でも年金の給付がされる場合とは、年金を納付していない、
または納付できない場合であっても年金を受け取れる、という事です。
年金(=保険金)を納付していない、または納付できない場合でも年金の給付はあるその性質から、
完全に保険と言い切れない部分があるので「保険」というワードが付きません。
20歳前に障害の状態になってしまった場合がこれにあたります。
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それに対し、厚生年金保険は納付していなければ年金(=保険金)の給付はありません。
なので、「保険」というワードが付きます。
(この厚生年金保険は、労働者が所属している組織(会社など)が健康保険料などと一緒に、
毎月労働者から天引きしています。
労使(労働者と使用者=会社)折半なので会社も半分負担してくれています。
また、この厚生年金保険料や健康保険料等以外に納付しているもののひとつとして、
子ども・子育て拠出金(旧 児童手当拠出金)というものも会社は納付しています。
この子ども・子育て拠出金について会社は、たとえ雇っている労働者全員、
子どもが1人もいなくても、必ず納付する必要があります。
この会社が納付してくれている子ども・子育て拠出金の使い道としては、
各種子どもに関する手当てにあてられたり、病児保育等の支援など
様々な用途に使用されています。)