今日はお金はお金でも、
年金(社会保険)についてお話したいと思います。
株式の話ではありません。
(株のほうは安定の含み損たっぷりです!笑)



よく『社会保険』という言葉を耳にしますが、
巷で言われている『社会保険』というのは、
年金制度や、健康保険制度、労働保険制度などの各制度を総称して(ひっくるめて)
『社会保険』と呼ばれています。






我が家が加入している保険らしい保険は、夫婦2人で月額合計数百円の
配当金付きの会社のグループ生命保険だけです。



これには訳がありまして、日本には今からお話する年金制度などがあるからです。



年金は、基本的にはですが、「2階建て」なんて言われていて、
1階の部分が国民年金で、2階の部分が厚生年金(公務員は共済年金)となります。

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《日本年金機構 HPより引用》


私の夫はずっといわゆる2号被保険者(会社員や公務員など)なので、
夫に万一のことがあっても、遺族年金(厳密に言うと、
遺族基礎と遺族厚生のダブル)が支給されますし、
病気や怪我などで障害が残っても、障害年金(障害基礎と障害厚生のダブル)
が支給されます。
(※ もちろん審査はあります。)



上記の理由などから、我が家は金額の高い保険は一切加入していないのです。





よく、ねんきんと言えば「繰上げ請求や繰り下げ請求はいつしたら良い?」など、
老齢年金(老齢基礎と老齢厚生)の話題が注目されがちですが、
実は障害年金や遺族年金の方がはるかに大事だと思います。


特に障害に関しては、周りや自分自身が実際にそのような状態になっていないと
一般的には関心のある方は少ないと思います。

しかし、今日の今の時点では健康なからだであっても、明日の保障はありません。



障害年金を請求するには、「納付用件」というのがあり、
未納の期間があると審査にかけるどころか、
請求すらできないので「未納」の方は注意が必要です。
(2号被保険者としてずっと働いている方は、
基礎年金部分=1階部分も納めていることになっているので大丈夫です。)

株や家計の事など何でも相談にのります お悩み相談や、世間話なども大歓迎です!

もし納付が難しいという場合は、免除や猶予などの申請を通しておくことが重要です。
「未納」と「免除や猶予」などの状態では、
同じ現金を支払っていない状態でも「扱い」が全く違います。

平成28年7月以降は、納付猶予制度は対象年齢が30歳から50歳へと広がったりしています。
退職後は退職特例なんてのもあります。

もし「未納」の状態の方がいらっしゃれば、
一度年金事務所へ相談だけでもしてみることをおすすめします。


健康保険も同じですが、未納の状態の時に限って
何かしらのトラブルに巻き込まれ怪我をして障害が残ったり、
あるいは大きな病気にかかったりするものです…


今日はちょっとばかり真面目な話をしてみました。

次は、かなりおおまかにしか書いていないので、
この内容をさらに深く書くか、養育特例とか、はたまた別の内容か
まだ決めてはいませんが、大事なことなのでまた書きたいと思っています。